まつげの特徴と役割

まつげの特徴と役割.jpg  人のまつげは目の周囲に発育した体毛の一種で、その上部にある眉毛は人間のみに見られますが、まつげは哺乳類全般にあります。ラクダや馬など、独特なまつげを持つ動物もたくさんいて、その長さや形も個性的です。

  では、人のまつげはどうでしょう。

  人種によって長さは異なり、日本人で6o〜9oが平均的だと言われています。本数も個人差があり、上まつげでおよそ片方に100本、下まつげでその半分くらい生えていて、色は必ずしも髪の毛と同じではなく、やや明るい目の傾向があります。

  その主な働きとしては、目にゴミや埃などの異物が入らないように保護し、眼球へのキズや目の疾病を防ぐ役割があります。そのため、まつげは特に上の方がより発達していて、反り返って目から離れるように生えています。猫のひげのように敏感に接触を感知して、反射的にまぶたを閉じさせるのも目を守るための機能だと言われています。これはまつげの毛根の周りに、知覚神経が集まっているからです。

  しかし、まつげによって、逆に引き起こされる疾病もあります。いわゆる「逆まつげ」などがそうで、ひどいと眼球や角膜をキズつけ、視力低下にもつながるおそれがあります。この症例は、乳幼児に多く見られますが、成人にも珍しくはなく、大事に至らないためにも、病院での検査、健診、医師のアドバイスを受け、適切な処置を行ってください。